パニック障害で高齢出産

パニック障害だけど、病気に負けずに子育てしてます!

パニック障害を克服?しかし…

こんにちは、いちるです。

 

メニエール病になり、入社早々数日欠勤をいただいた私はやっと出勤出来るようになり、正社員として働き始めました。

 

私が勤めていた会社は毎月地元のクーポン誌を発行している広告代理店。

立ち上げてまだ10年も経っていない若い会社で、支店の社員はわずか6人の小さな会社。

そこに私ともう一人男性が採用されました。

 

そんな小さな会社だったので、企画営業とはいえ、特集の企画から始まり、店舗などへの広告掲載の営業、契約、取材、撮影、原稿作成、広告デザイン、校正など、自分の取引先の広告全てを自分でやる。

 

月刊誌なので毎月校了日があり、校了1週間前くらいになってくると、朝方まで原稿作成をし、一度家に帰って数時間後にまた出勤、という毎日になります。

出勤は10時、定時は19時。

校了前になると帰るのは早くて深夜2時。

残業代なんて出ませんでした。

 

それでも続けられたのは、職場環境が良かった事と、基本的に営業で外回りなので自分の好きなように動けた事。

少し体調が悪い時は、駐車場に車を停めて休めたりしたので、それがかなり助かりました。

 

毎月校了前はしんどかったですし、なによりパニック障害規則正しい生活をするのが絶対条件でもあるのに、それに逆行した生活を送っていたのです。

それでも、仕事をしていくうちに私は少しずつパニック障害を克服していっていたように思います。

 

一人でヘアサロンにも行けたし、映画を見に行ったりもしたし、バスに乗る、電車に乗って東京にも何度か行きました。

 

パニック障害になってすぐの時は、ショッピングモールに行くと気持ち悪くなってしまう程だったのに…。

 

通院し、薬は飲んでいましたが、他に特にこれと言って何かしていたわけではないです。

 

社員として働いている、家にお金を入れている。

 

その事実と大変だけどやりがいのある仕事をしている事が、自分の自信になったことで精神的に落ち着いていたのではないかと思います。

 

 

プライベートでは、カフェのバイトで知り合った人と付き合っていましたし(現在の夫です)、仕事が早く終わった時は友達や同僚と飲みに行ったりと、充実した毎日を送れていました。

 

もちろんストレスはありました。

校了前は特に残業がエゲツなかったので(^_^;)

20代だったから出来たんだろうなと思います。

 

アラサーだった私は、彼との結婚をほんのり意識し始めていました。

そんな時でした。

 

父の体に異変が起きたのです。